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2018.03.08

理事ブログ

「おかえり」と

理事の黒河龍二です。


心に残った短歌があります。

「おかえりと 家に帰ると 書いてある チラシの裏でも うれしいよ」

この短歌は小学4年生の男の子が書いた作品です。

共働きの家庭なのか、息子さんの帰りを家で迎え入れてあげたいけど、それができないお母さんがチラシの裏に書いた「おかえり」の一言には息子さんを思うお母さんの愛情が感じられます。

そして、息子さんも本当はお母さんに家で迎えて欲しいのに、お母さんの事情を察して、「おかえり」の文字からお母さんの愛情を受け止めようとする心が感じられます。

以前人から教えていただいた中学生のアンケートがあります。

アンケートの内容は「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」を言って欲しいかについてでした。

結果は「いってらっしゃい」は言ってもらわなくてもいいけど、「おかえりなさい」は言って欲しいと回答した子が多かったそうです。

朝家を出るときは心も体もこれから起きることに向かい合うように出かけます。

でも家に帰ってくるときは色々な1日の出来事を体験して、心と体が疲れて帰ることがあります。

そんな時、「おかえりなさい」の一言があると。自分はここに居ていいんだと安心できるのだと思います。

今は世の中が共働きで親子が充分な時間を一緒に過ごすことができない家庭が増えてきました。

ただ、大切な人のことは「頭」と「心」にしっかりと入れておいてほしいなと思います。

そして大きいことでなくてよいので、大切な人のために何か形になるもので自分の思いを伝えあえるような家庭がもっと増えればと思います。

ありがとうございます。