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日本こども支援協会とは

yogibo

私たち日本こども支援協会は、里親が養育に専念できる環境を整えることで、
こどもと親に愛が循環する社会の実現を目指しています。

私たちの活動の背景

暴力や貧困が生む
「愛のある暮らし」を
知らないこどもたち

  • 一番多い児童養護施設の入所理由

    一番多い児童養護施設の入所理由

    親からの「虐待」「ネグレクト」

    これらの原因で入所したこどもたちは、愛情を受けず、不適切な養育環境で育ってきています。

  • 人格形成する乳幼児期や幼少期、青年期の子ども達に必要なもの

    人格形成する乳幼児期や幼少期、
    青年期の子ども達に必要なもの

    「愛情」と適切な養育「環境」

    こどもたちがあたたかい家庭で、「わたしだけ、ぼくだけを見てくれる大人」に愛されながら育つ。
    そんな「愛のある暮らし」がこどもたちには必要です。

里親による養育で変わる、
こどもの暮らし

養育里親

「養育里親」

「愛のある暮らし」を経験できなかったこどもと暮らし養育すること。
養育里親は、こどもの人格形成に必要な愛情と適切な環境で、こどもを育てます。

  • 不適切な養育

    • 意欲の低下
    • 脳へのダメージ
    • 自己肯定感の低下
    • 精神的・経済的な孤立
  • 家庭で愛される経験

    • 意欲の向上
    • 自尊心の回復
    • 自己肯定感の向上
    • 精神的・経済的な自立

けど、里親としての
子育ては超しんどい

里親に託されてくるこどもは、不適切な養育を受けていることが多いため

里親に託されてくるこどもは、
不適切な養育を受けていることが多いため

私たちが「当たり前」と感じる普通の生活を知らない

普通の生活を習慣づけることから始まる里親としての子育てはとても大変です。

当たり前
普通の生活を知らない

さらに、里親には様々な困難があります

子育ての大変さに加えて、里親には特有の困難があり

4人に1人の里親が1年未満でギブアップしている

親としての責任はあるが
親としての権利がない

  • こどもが問題を起こした際、
    親として責任は負う
  • ワクチン接種や怪我の治療には、
    実親の許可が必要
  • 育児休暇が取れない

子育て以外の悩みが多い

  • こどもの自立時、
    保証人にならざるを得ない
  • こどもが自宅を破損した場合、
    補償が降りない
  • 里親会の運営も
    しないといけない

私たちが掲げるVisionとMission

Vision

暴力や貧困ではなく、
愛のバトンを次世代に。

Mission

すべての里親がつながり・支え合う互助ネットワークをつくる。

暴力や貧困の影響を受けたこどもの心のケアには、里親が必要です。
里親制度が次世代の虐待防止につながります。
しかし、里親は色々な悩みを抱え、それを相談できずにいます。
そんな里親にこども支援協会は寄り添っていきます。

私たちの役割

私たちは、暴力や貧困ではなく愛が循環する社会を実現するため

「ひろげる」「ささえる」「つなげる」という役割を果たしていきます。

  • ひろげる

    家庭養育を必要とするこどもが全国にたくさんいるということを啓発していきます。

  • ささえる

    里親が里親として安心して養育に専念できる環境を整え、里親を支援していきます。

  • つなげる

    里親の支援をおこなう研究者や医療・福祉の専門家との連携を生み出していきます。

代表メッセージ

里親制度は
次の世代の虐待防止になる

2010年に任意団体として立ち上げた日本こども支援協会。
NPO法人にしたのは2015年です。最初から法人化しなかったのは「形ばかり」の団体ではなく「活動ありき」でいたかったからです。法人だけ立派に作っても中身が無いのでは意味がない。ですのでまずは法人登記や行政への手続きといった時間を使うのではなく活動ファーストでした。
そして10年も専門的に活動すると当初見えていなかったミッションが見え始めます。私たちは徐々に「最善」を軌道修正する必要がありました。

当初は施設へボランティアと共に訪問し、付き添いや学習支援などをしておりましたが深く知るにつれ、子どもにとって必要なのは「時々のスペシャル」ではなく【日々の安定した日常・生活】だと確信した時から、より広域的な活動に切り替えました。
暴力的な環境から保護されてくる子ども達は、自らも暴力的であったり自暴自棄であったりします。でも、里親家庭で「自分だけをしっかり見てくれる大人」の存在に出会い心身共に安定してくると、勉強や様々な事に興味を持つようになります。社会に出ていった後も、実家のように帰ってくる場所があり悩みも相談できる。些細な事では躓かなくても生きていけるようになる。その後の人生においても永続的に影響があります。

『里親制度は次の世代の虐待防止になる』のです。だから、里親が必要なのです。
里親推進にあたりまず一番の課題は「里親家庭の不足」ですがこれと同時進行で「里親への支援」が必要です。里親になる人が4組増えても1組辞めてしまうような状況だからです。

しかし私たちが目指しているのは「里親がたくさんいるから虐待を受けた子どもが増えても大丈夫ですよ」という社会ではなく、『そもそも里親が必要とされない社会』を目指しています。

皆様が協会に託してくれるお気持ちに最善の活動でお返ししていこうと、皆様からのご支援は全て「子どもの最善」と思う事に使います。
どうか一緒に子ども達の人生を取り戻すチャンスを作ってください。
自らが里親にならなくても寄付里親として子どもの未来を
支えることが出来ます。自分だけが幸せな世界、
自分の子どもだけが幸せな社会はありません。
皆が繋がっているからです。

あなたの思いを私たちに託してください。
私たちは私たちの団体も必要とされない社会を目指し、
1年でも早く解散できるように、一意専心、
全力で頑張って参ります。

全ては未来のために。
暴力や貧困ではなく愛のバトンを次世代に。

日本こども支援協会 代表理事

岩朝 しのぶ

日本こども支援協会
代表理事

岩朝 しのぶ

「里親にはなれないけれど、
子どもたちのために何かしたい。」

日本こども支援協会は、養育里親の子育てを寄付で支える「寄付里親」を募集しています。
あなたも、寄付里親として社会全体での子育てに参加しませんか?

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