日本こども支援協会とは
こども支援協会のビジョン、代表挨拶はこちらから。
この度NPO法人日本こども支援協会のアドバイザーとして田中れいかさんをお迎えいたしました。
みなさま、はじめまして。田中れいかと申します。
現在は「生い立ち関係なく、全ての人がなりたい自分になれる社会」を目指して、2つの法人で代表理事を務めています。また、2023年4月からは、こども家庭庁に関連するこども家庭審議会の委員として、若輩者ながら意見を伝える活動をしています。
このような現在の活動に至る原動力は、7歳から18歳まで過ごした児童養護施設での生活です。詳しくは著書『児童養護施設という私のおうち(旬報社)』に執筆していますが、私にとって児童養護施設での生活は楽しい思い出ばかり。
しかし、施設を出たあとに「施設出身者は社会的弱者で困窮している」といった報道を目にし、施設での生活を全て否定された気持ちになりました。それと同時に、社会が描く児童養護施設と当事者が思う児童養護施設とで違いがあることを感じ、その隔たりを減らしたいと思うようになりました。その後、21歳のときにミスユニバース2018茨城県大会にエントリーし、準グランプリを受賞。そこから本格的に、児童養護施設の啓発活動をしようと歩き出しました。
そうして活動をつづけて早6年。
全国一斉里親制度啓発キャンペーン「ONE LOVE」や児童虐待のない社会のために歩く「ORANGE WALK」を手掛ける日本こども支援協会にジョインできることを大変嬉しく思っております。というのも、代表理事の岩朝しのぶさんと出逢ってから視座の高さに驚き、言動や手掛けるプロジェクト一つ一つが愛情から始まっている、その在り方に強く惹かれているからです。
ただ、正直にお伝えすると里親制度についてはまだまだ勉強不足です。
ですが、活動をつづけていくなかで、里親さんや里子さん、実子さんの声に耳を傾け、チームの一員としてアクションしていきたいと考えています。今日から私も暴力や貧困ではなく、愛のバトンをつないでいけるよう、精一杯がんばります。
「里親にはなれないけれど、
子どもたちのために何かしたい。」
日本こども支援協会は、養育里親の子育てを寄付で支える「寄付里親」を募集しています。
あなたも、寄付里親として社会全体での子育てに参加しませんか?