私たち陽氣会は、児童虐待「０」を目指し、虐待予防と再発防止に取り組んでいます。 そのために、子育てに悩む多くの親に寄り添うとともに、当会独自の児童虐待防止セミナー「イライラしない子育て講座」を開催し、親が子育てを学ぶことを通じて、児童虐待予防に取り組んでいます。
また虐待をしてしまった親に対し、カウンセリングを実施し、怒鳴らない、叩かない適切な子育ての方法を学んでもらうことで、児童虐待再発を減少させています。
さらに、子育て支援者を全国に養成し、この活動を全国各地で展開することで、年間20万件を超す児童虐待に歯止めをかけ、児童虐待「０」を目指します。

一般社団法人たすけあいは、虐待などにより親元を離れて暮らすこどもたちの理解の輪を広げるための非営利メディア「社会的養護専門情報サイトたすけあい（以下たすけあい）」を運営しています。

▼代表：田中れいかより｜生い立ち関係なく、なりたい自分になれる社会を目指して
私は7歳から18歳までの11年間、東京都の児童養護施設で生活をしていました。現在は多種多様な家族の形がありますが、私の場合、血のつながりのない人たちと児童養護施設をおうちとして共同生活をしていました。

児童養護施設というのは予期できない災害や事故、親の離婚や病気、または児童虐待など不適切な養育を受けているなど、さまざまな事情により家庭による養育が困難な2歳から18歳までのこどもたちが生活をする場所です。日々の生活を共にする大人は施設の職員たちです。
わたしはこのような環境にいるこどもたちのことを知ってもらうため、当事者として自分の経験を話したり、メディアやSNSで発信したり、講演活動で啓発する活動をしてきました。
そして活動をしていてしばらく経った頃、ふと気づいたことがあります。それは、児童養護施設や社会的養護を知らない人たちが気軽にアクセスできる場所が少ないということです。
あまり知らない人から関係者まで、みんなが共に考え意見交換をするための資源が圧倒的に足りないのではないかと思ったのです。
そうしてスタートしたのが社会的養護専門情報サイトたすけあい。今では施設職員さんや里親さん、社会的養護を経験した子から感想をいただくようになり、発信の大切さを実感しているところです。
まだまだ駆け出しのメディアですが、たすけあいでの発信を通して親元を離れて暮らすこどもたちへの理解を促し、こどもたちが安心して成長できる社会をつくります。そしてそれと同時に、その生活を支える職員さんや親御さんにも目を向け、こどもも大人も一緒に社会的養護について考え議論していく社会をつくります。
ぜひ一緒に、虐待などを受けたこどもたちが生い立ち関係なくなりたい自分になれる社会を、ここ「たすけあい」から築いていけたら嬉しいです。

▼一般社団法人たすけあいのあゆみ
・2020年4月23日｜代表の田中れいかが個人で情報サイトを開設し、社会的養護に関する解説記事や、当事者や支援者等のインタビュー記事を掲載。現在では月間３万PVを超える情報発信サイトへと成長。
・2021年12月4日｜寄付マッチングサイト「ナカソラ」がSAITAMA Smile Women ピッチソーシャルビジネス賞受賞 ▼情報サイトの読者層 コメントを通して把握している読者はこんな人たちです。
①いま家庭内で困っている状況にいる10代の子
②家を出て施設に入ることを希望している10代〜20代の子
③就職を考えている学生
④ボランティア希望者 ▼こんな人に応援してもらいたいです！ ・虐待を受けたこどもたちが、その後どう生きてくのかを知りたい人 ・これを機に児童虐待について勉強したいと思っている人
・社会的養護について知識を深めたい人

一般社団法人merry atticでは、子どもを一時的に宿泊を伴って預かり子育て疲れの緩和を行い、児童虐待の発生予防を行うため、子どもショートステイ事業を実施しています。 「虐待したいわけじゃない」幸せな家族像を描きながらも、様々な要因により児童虐待に繋がってしまう家族がたくさんいます。 深刻な子育て疲れは、児童虐待の発生リスクを高めます。
「疲れているときの子どもの声が苦痛に感じてしまい、強い言葉で叱ってしまった。」 そんな後悔や「助けて」という声にmerry atticは寄り添い続けます。
親と子がより良い未来を描けるための「子育てのゆとり」をつくることが、親子の笑顔、そして、より良いこれからの未来を作ると信じているからこそ、この活動をしています。 子育てを“みんなで”、”ちょっと休ませて”と親が言いやすい、そんな社会の空気感を作るために、サポートしていただけないでしょうか？

「子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー」事業は、子ども虐待防止啓発活動を目的に、オレンジ色のたすきをリレーでつなぐ活動を実施する事業である。
子ども虐待防止は、多くの機関・分野の方々の協働と、市民の方々の理解と協力が不可欠である。子ども虐待防止の象徴であるオレンジリボンをたすきに仕立て、これをリレーすることにより、子ども虐待防止への市民の関心を高めることと、機関・分野協働の大切さを訴えるものである。また、毎年、たすきリレーのゴール会場となる会場や、他中継所では、子ども虐待防止をアピールするちらしや手作りのオレンジリボンを配布するなど啓発キャンペーン活動を行う。

わたしたちは、「だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む」をミッションとし、日本では「子どもの虐待問題」、インドでは「子どもが売られる問題」の解決を目指し、社会を構造から変えていく活動をしています。
日本での活動について具体的には、子どもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくるために、
孤立しがちな妊産婦の支援、児童養護施設などを出た若者の巣立ち※の応援、子どもや養育者にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
※児童養護施設や里親家庭を出た子ども・若者たちの多くが、経済的な後ろ盾もない中、精神的な不安を抱えながら、社会に出ていくことを余儀なくされている状況があります

CAP（キャップ）は、子どもへの暴力防止（Child　Assault　Prevention）の意味です。保育園・幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、児童養護施設などでCAPプログラムを提供しています。
子どもたちは、あらゆる暴力に対して、「No！」と言っていい・声をあげる権利があると知ってほしい。子どもの近くにいるおとなの皆さんには、子どものSOSに気づいてほしい。CAPは、子どもの心とからだを守るための知識とスキルを、おとなと子どもに提供しています。暴力を防止する土台の力となるのは、「自分は大切な存在」と思えること。子どもが日々安心・自信・自由な気持ちで生きることができるよう、暴力から大切な自分を守るためにできることがあることを知っていただくために、啓発活動も積極的に行っています。 今年は子ども基本法が施行されました。「子どもの権利保障はあたりまえ」の文化にするために歩みを進めます。
私たちの活動にどうぞご支援ください。

虐待は予防こそが大事です。児童虐待ゼロの実現は難しいのです。
親になる人の親としてのスキル、子どもの資質、時代背景、社会環境、貧困などの様々な問題が複雑に絡みあって生じます。
これらの問題を見出し、それぞれの家庭に寄り添い、解決に導くためには、行政の担当者のスキルアップが不可欠です。
私たちは、医療・保健・福祉・法律・教育・報道などの専門性を持った支援者が、時に問題の解決が困難で孤立する行政の担当者をサポートし、子どもの虐待を予防する活動をしています。

虐待、ネグレクト等が原因で読み聞かせといった語彙習得の機会が不足し、一般の教材での学びが困難な子どもたちに向けて教材を開発し、現在児童養護施設等へ提供をしています。
また、大人に相談できず悩みを抱える10代への支援サイト「Mex（ミークス」や、ユースセンターの運営をしています。

『里親の存在は次の世代の虐待防止になる』 虐待や、大変厳しい環境から保護されてきた子ども達の心の回復には多くの時間と“関わり”が必要になります。
それを日々、暮らしの中で寄り添うのが『養育里親』です。
子どもによって対応をカスタマイズする必要があり、知識と理解が必要となってきます。 里親が寄り添い続ける事で子どもの人生が変わります。次の世代が変わります。 次世代の虐待防止活動へ皆さまの力を貸してください！

子育て支援・虐待防止を目的に2007年設立。
様々な事情や背景があり、子育てが大変になっている家庭（ひとり親、産後うつ、親自身が虐待を受けて育った、子どもまたは親の病気や障がい、経済的困窮など）に訪問し、 保育・家事・送迎・学習支援等を通して、親子に寄り添う活動を行っています。
現場支援者は学生さんから70歳代ぐらいまで年齢、性別、資格や経験の有無を問わず、志のある方々が集まってきてくれています。 子育てを親だけに背負わせ続けることは、家庭の孤立と虐待のリスクを高めます。
この世に生まれてきた子どもは、社会の全員参加で育てる。 そんな「みんなで子育てする社会」の実現をバディチームは目指しています。

こども達のために、日本を変える。フローレンスは未来を担う子どもたちを社会で育むために、事業開発、政策提言、文化創造の３つの軸で、社会課題解決と価値創造をおこなう国内最大規模のNPOです。
日本初の訪問型・共済型病児保育事業団体として2004年に設立し、経済的な困難を抱えるひとり親家庭への支援として、2008年から寄付を原資に低価格でひとり親家庭に病児保育を提供する「寄付によるひとり親プラン」をスタートしました。
2016年には、赤ちゃんの虐待死ゼロを目指して、予期せぬ妊娠に悩む女性の相談支援を行う「フローレンスのにんしん相談」と、特別養子縁組事業を開始。 また、2017年に「こども宅食」、2020年に「デジタルソーシャルワーク」の取組みをスタートし、様々な困難を抱えるご家庭へ食料品や日用品を届けるとともに、配送をきっかけに専門の相談員とLINEでつながり、生活上の相談ができる関係をつくり必要な支援につなげる取組みを全国に拡げています。
2020年には、保育園がすべての親子にとってのセーフティーネットとなるよう、運営する保育所の空き定員枠で専業主婦のご家庭等の利用も受け入れる取組みをスタート。就労の有無に関わらず保育園を利用できる「みんなの保育園」構想を政府に提案し、国のモデル事業「こども誰でも通園制度」の実施に繋がりました。
これからも、すべての親子が笑顔で暮らせる社会の実現を目指して活動を推進します。

乳幼児期は子どもたちの人生の大切な始まりです。頼れる人が身近におらず孤立した子育てが続くと、親の育児不安やストレスが大きくなってしまいます。ホームスタートは、地域の子育て経験者が週に１回2時間程度訪問し、いっしょに話をしながら家事や育児をするボランティア活動です。３２都道府県１１９地域で１０万回以上の寄り添う支援を届け、親の心の安定と子どもたちの健やかな育ちを地域のチカラで支えています。

はじめて一人暮らしを始めたときのこと、覚えていますか――虐待などで親を頼ることができない子どもたちは児童養護施設や里親家庭などで暮らしています。私たちは、こうした子どもたちが自立の際に直面する課題を乗り越えるために、一人暮らし準備セミナーや生活必需品の寄付仲介、就労体験プログラム、進学者向け奨学金プログラム、施設などから巣立った後もつながり続けるための居場所運営などのさまざまな支援を行っています。