NPO法人M-STEP

現在、結婚の4組に1組が再婚家庭という時代です。
どちらかに子どもがいて再婚する家庭を”ステップファミリー”と呼びます。
子どもを連れて再婚する家庭は初婚で作られる家族とは違い、様々な問題を抱えています。

元の配偶者との別れの喪失感、実子ではない子どもの子育てを担う苦労、大家族ならではの家事や育児の負担、経済的負担など、多くの問題を抱えながら新しい家族の構築を目指しています。

ところが現在の日本では再婚家庭が間違いなく増えているのにも関わらず、ステップファミリーが抱える問題に対する認識が低いのが問題です。

私たちの団体は2003年、東京都三鷹市を中心に子連れ再婚家庭（ステップファミリー）の当事者団体として理事長の平田が任意活動をしてきました。
2014年に法人化をし、NPO法人M-STEPとして活動を始めています。

かものはしプロジェクト

わたしたちは「だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む」ことをミッションとして掲げ日本の「こどもの虐待問題」、インドの「人身売買問題」を解決するための活動をしています。
日本では、こどもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくるために、①孤立しがちな妊産婦の支援、②児童養護施設などを出た若者の巣立ち※の応援という2つの活動に取り組んでいます。

※児童養護施設や里親家庭を出たこども・若者たちの多くが、経済的な後ろ盾もない中、精神的な不安を抱えながら、社会に出ていくことを余儀なくされている状況があります。

ホームスタート・ジャパン

いま、赤ちゃんとふれあう経験のないところからある日、親になる人が増え、ネット検索で子育てに正解を求め不安が大きくなる罠もあります。乳幼児期は子どもたちの人生の大切な始まりです。頼れる人が身近にいない「孤育て」が続くと、親の育児不安やストレスも大きくなります。ホームスタートは、地域の子育て経験者が週に１回2時間程度訪問し、いっしょに話をしながら家事や育児をするボランティア活動。32都道府県の約120地域で11万回以上の訪問実績があります。親の「孤立感の解消」や「子どもの成長や発達の機会をつくる」効果が90％超の家庭で実証され、親の心の安定と子どもたちの健やかな育ちを地域のチカラで支えています。

フェアスタートサポート

NPO法人フェアスタートサポートは、児童養護施設などの社会的養護を経験し、早期に就職自立を目指す子ども・若者達の就労支援をしています。
全国310事業所の協力企業と連携し、会社見学・就労体験等のキャリア教育を提供しています。子ども達が自分の適性や興味を発見し、長くやりがいをもって働くことができる仕事を見つけられるよう伴走しています。また、こうした就労支援が全国で実施されるよう「フェアスタートパートナー」というサイトを運営し、各地の施設が地域の中で協力企業と連携できるようサポートを実施しています。就労支援を通じて施設退所者達の早期離職率・非正規雇用率を改善し、貧困や虐待の連鎖の解消を目指しています。

児童虐待防止協会

児童虐待防止協会は、日本で初めて児童虐待防止を目的とした民間団体で、1990年に医療・保健・福祉・法律・教育・報道などの関係者により創設されました。
設立当初からの「子どもの虐待ホットライン」をはじめ、子どもと親に関わる専門職に対する様々な研修の企画・運営、各自治体との連携事業を行い、行政、施設・民間の支援者を支援し、あるいはつなぐ役割を担ってきました。
その他、高校へ出前授業等を行い、将来親になる可能性や社会を支える次世代の生徒に、虐待を正しく理解し、子育ての孤立を防ぎ、困難を抱える人に手を差し伸べられるような予防教育を行っています。
不確かな時代でも「育ちあい・認め合い・補い合って、子ども虐待を生み出さない社会」を実現するために活動を行っています。

九州若者サポートネットワーク

幼い頃の虐待などさまざまな要因によって、親や家族を頼ることができずに困難を抱え、ギリギリの状態で頑張っているこどもや若者たち。

彼らに寄り添い、居場所づくりや社会参加、就労支援などに取り組む支援者＝伴走者たちが各地にいますが、そうした活動の多くは団体や個人の持ち出しによって行われているのが現状です。

九州若者サポートネットワークは、市民や民間団体、企業の力を集めて、九州・沖縄の伴走者たちを応援する民間のネットワークです。

児童福祉のみならず、若者支援、まちづくり等、多様な活動を行う方々とつながり、こどもや若者の笑顔と伴走者たちの安心が増えるよう、社会をデザインしていきます。応援よろしくお願いします！

子育て応援プレイスそのまま

「そのまま」の想い

乳幼児期の子育ては、祖父母や地域の人たちが支え合いながら行ってきましたが、核家族化が進み孤立した子育てへ変化し親への負担が増えているのが現状です。
そこで私たちは、自分たちが子育てしていた頃、まわりの人たちから支えてもらい、ありがたかった思いを恩送りという意味も込めて「子育て応援プレイス　そのまま」を起ち上げました。
5名の60代メンバーでスタートし、今では赤ちゃんがいる若いお母さんから、孫がいるおばあちゃんまで、幅広い年齢層22名のメンバーが集まりました。
いろんな人とつながり、いろんな人と支え合いながら、みんなで子育てしていける社会でありたいと願い、末永く活動していきたいと思います。

NPO法人バディチーム

子育て支援・虐待防止を目的に2007年設立。様々な事情で子育てが大変になっている家庭や里親家庭に訪問し、保育・家事・送迎・学習支援を通して親子に寄り添う「家庭訪問型」の支援を行っています。活動エリアは主に東京都です。
最近は市町村や児童相談所の助けが届いていない「制度のはざま」にある家庭への支援や、児童館や子ども食堂など多くの人が集まる場所にはなかなか行きづらいという家庭に向けて「小さな居場所事業」も開始しました。
訪問型と居場所型の両方の支援によって、家庭の孤立を防ぎ、団体のビジョンでもある「子どもも大人も誰もが支え合い、みんなで子育てすることで子どもがすこやかに育つ社会」を目指しています。

認定NPO法人ブリッジフォースマイル

はじめて一人暮らしを始めたときのこと、覚えていますか――虐待などで親を頼ることができない子どもたちは児童養護施設や里親家庭などで暮らしています。私たちは、こうした子どもたちが自立の際に直面する課題を乗り越えるために、一人暮らし準備セミナーや生活必需品の寄付仲介、就労体験プログラム、進学者向け奨学金プログラム、施設などから巣立った後もつながり続けるための居場所運営などのさまざまな支援を行っています。また、今年から、社会的養護につながれないまま親を頼れずに育った若者支援にも取り組みはじめました。全国3カ所の緊急ショートステイや、日常サポート、相談支援を行っています。

NPO法人チャイボラ

児童養護施設含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援する国内で唯一の団体。こども家庭庁「令和6年度社会的養護魅力発信等事業」に採択されており、現在は全国の1/3以上の施設をサポートしている。主な活動内容は、社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営、施設見学会の企画運営、大学・短大・専門学校への出張授業、施設職員の定着を目的とした研修の運営等。業界内の先駆的な取り組みを積極的に行っており、全国の施設をオンライン上で見学できる「見学フェア」や、メタバース上での交流イベントなども実施している。

認定NPO法人フローレンス

フローレンスは、児童虐待を未然に予防するために、生活困窮、親やこども本人の病気・障害、複雑な家庭環境、地域での孤立など、様々な社会課題にアプローチし、訪問型病児保育のひとり親支援、食の支援を通じて家庭とつながる「こども宅食」、デジタルを活用した相談支援「ハイブリッドソーシャルワーク」、赤ちゃんの遺棄・虐待死を防ぐ「にんしん相談」「無料産院」事業などの多角的な活動を全国で行っています。また、こどもを性被害から守るしくみ「日本版DBS」法の創設や、通園バスの安全装置設置義務化など、政策提言などのソーシャルアクションで課題の根本解決にも取り組んでいます。

認定NPO法人D×P

不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するNPO。繁華街やLINE相談で若者と出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。LINE相談事業「ユキサキチャット」は全国から相談を受け付けています。25歳までの生活困窮する若者へ食糧支援・現金給付を実施。2023年6月から大阪有数の繁華街である道頓堀のグリコ看板の下（通称グリ下）付近にユースセンターをオープンしました。
公的機関だけでは補いづらい部分をカバーするため、民間からセーフティネットをつくり、多様な機会(人・企業・地域)を活かしつなぎ、世の中にまだない機会をつくります。

一般社団法人 未熟児家族支援・がんばりっこ

出生してすぐにNICU（新生児集中治療管理室）などに入院する子どもたちの親から、必要な情報にたどりつくのが難しく、孤独や不安を抱えているとの声が多く寄せられます。
どんな出生であろうと、その子が、その家族が、輪になり支え合える社会を目指したいと、「未熟児・病児・障害児親と応援団の広場がんばりっこ仲間」18年の活動を経て、2022年【一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ】を設立しました。
オンラインや対面で、ざっくばらんに話せる「がんばりっこの集い」が主な活動です。また、医療・保育・福祉の専門家などが「応援団」として登録し、親の会にとどまらない企画をしている団体です。

CAPセンター・JAPAN

虐待、体罰、性暴力、いじめ…子どもがあうかもしれない暴力。CAP（キャップ）は、子どもの権利をベースにした「子どもへの暴力防止プログラム」を提供するため、人材養成、 啓発、社会発信に取り組んでいます。
子どもの身近に暴力があると、その後の発達や成長にも長く影響を受けます。そのために予防することが大切なのです。
暴力にあうと、人は不安や自分は無力だと感じたり、何もできないと思わされます。
だから、いつも安心して自信をもって自由な気持ちでいていい－「安心・自信・自由」は自分の心とからだと権利を守るセンサーになります。
CAPは子どもたちが「安心・自信・自由」でいられる社会づくりをめざします！ご支援お願いいたします。

認定NPO法人3keys（スリーキーズ）

虐待やネグレクトによって学習基盤となる幼少期の経験が不足し市販教材での学びが困難な子どもたちに向けて、オリジナル教材を開発し、学習支援のノウハウとともに児童養護施設等に提供しています。
また、公的な支援から漏れることも多く、問題や悩みを抱えている子ほど大人との距離もできやすい「思春期世代」への支援にも力を入れており、全国的にも珍しい「非交流型・非プログラム型」の居場所や、10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex（ミークス）」の運営を通し、子どもたちのニーズに寄り添った支援を行っています。
生まれ育った環境によって子どもの権利が保障されない子どもをゼロにすることを目指し、活動している団体です。

認定NPO法人日本こども支援協会

『里親の存在は次世代の虐待防止になる』 虐待等の厳しい環境から保護されてきた子ども達の心は、特定の大人が暮らしの中で寄り添い、愛着を形成することでしか回復しません。その役割を担うのが『養育里親』です。子どもによって対応をカスタマイズする必要があり、知識と理解が必要となってきます。 里親が寄り添い続ける事で子どもの人生が変わり、虐待の連鎖を断ち切ることができます。皆様のお力をお貸しください。