ONE LOVE 愛のバトンリレー
暴力や貧困ではなく愛が循環する社会を実現するために、
バトンをつなぎ、子どもたちに愛を届ける企画です。
早口言葉のリレーにチャレンジ!チャレンジ結果をSNSに投稿して、友達にバトンを渡しましょう!
もちろんSTEP3からの参加も大歓迎です。
リレーチャレンジに挑戦
【バナナの謎はまだ謎なのだぞ!】を10回噛まずに言えるかチャレンジ!チャレンジの内容はこちらを確認してください。
SNSでバトンを渡そう
チャレンジしてほしい3人を指名して、チャレンジ動画をSNSに投稿しましょう。
#ワンラブリレーチャレンジと#ギブグラムのタグ付けを忘れずに!
さらに!寄付をバトンに
寄付決済時に写真を登録。
特設サイトでつながる
みなさまのご支援が
リレーでつながります。
「OneLove全国一斉里親制度啓発キャンペーン」という国内最大の里親啓発キャンペーンを毎年実施しています。
『OneLove』という言葉は、『一つの愛が大きな一つの愛になる。
ひとりひとりの愛がやがて大きな一つの愛になっていく。』という意味が込められています。
閉じればハート型、開けば4つ葉のクローバーになるチラシを全国の街頭で一斉配布。
数は社会的養護下の子どもの人数の45,000枚。皆様のリレーが、全国に愛(ハート)を広げる活動に繋がります。
厚生労働省の調査によれば、日本のこどもの貧困率(2019年)は13.5%。
さらにひとり親家庭の貧困率(2018年)は48.3%と、
先進国の中でも最悪な水準だと言われています。
13.5%
日本の子どもの7人に1人が貧困
48.3%
ひとり親家庭の約半数が貧困
2018年に施設に入所した子どもたちの4.76%が、親の就労・経済的理由、つまり貧困により施設に入らざるを得なかったのです。最も多かった入所理由は親の虐待(19.31%)ですが、貧困に追い詰められた親が虐待や育児放棄に至るケースも多々あります。
⼦どもの貧困問題は、当事者である⼦どもたちだけでなく、社会全体に⼤きな損失を与えます。⽇本財団の調査によると、貧困状態で育った⼦どもたちが納税者にならない、社会保障を受ける側になることで、国の損失は約40兆円以上になると⾔われています。これはその⼦たちの責任ではありません。私たち⼤⼈、みんなの責任なのです。
⼦どもの貧困は、決して他⼈事ではありません。
子どもの貧困の問題は、それが連鎖しやすいということです。
虐待や貧困で施設に入所した子どもたちは、その多くが愛着の形成が不十分であったり、何らかの障がいを先天的または虐待などにより持っている事が多く、学習に意欲が持てず遅れが出る事が多く見られ勉強の遅れから自分に自信が持てなくなり、進学を諦めてしまう子たちも多いのです。
就職しても、正規の雇用につくのは難しく、貧困は次の世代にもつながっていくのです。
貧困は連鎖を断ち切るには
里親による家庭養育が必要
子どもの貧困の連鎖を断ち切るには、サイクルのどこかで止める必要があります。最も効果的なのは、「自分だけをしっかり見てくれる大人」の下で成長すること。
そういった大人と出会い心身ともに安定してくると、勉強や様々なことに教務を持つようになります。
だからこそ、里親家庭での養育をより推進する必要があるのです。
しかし日本の里親制度には
里親の数が少ない・
里親のギブアップ率が高い
という課題がある
貧困の連鎖を止めるために、親と一緒に暮らせない子どもたちに必要な里親。しかし、日本の現状はとても厳しいものです。主要先進国の中でも、日本は里親家庭がとても少なく、多くの子どもが施設養育で育っている状態です。
また、新人里親の約25%が1年以内でギブアップしてしまう現状があり、里親の継続率が低いことも一つの課題です。
受託
開始 1年後
受託後1年未満で
25%の里親が
ギブアップしてしまう
受託1年の定着率
75%
里親が養育に専念できる・困難を乗り越えられる環境を整えることで
里親家庭を増やし、家庭養育を受ける社会的養護下の子どもを増やす。
そして、子どもの貧困の連鎖を止める。
そんな未来のために、日本こども支援協会は活動しています。
ひろげる
家庭養育を必要とするこどもが全国にたくさんいるということを啓発していきます。
ささえる
里親が里親として安心して養育に専念できる環境を整え、里親を支援していきます。
つなげる
里親の支援をおこなう研究者や医療・福祉の専門家との連携を生み出していきます。
ONE LOVE
全国の里親がつながる
オンライン里親会
里親ガイドブック
里親に
必要な情報を届ける
スキルアップセミナー
里親のギブアップを減らし、質の向上を図る
里親会への助成
里親が里親会の運営で
悩まない環境をつくる
里親アドボカシー
里親の
権利向上を目指す
日本こども支援協会 代表理事
岩朝 しのぶ
2010年に任意団体として立ち上げた日本こども支援協会。
NPO法人にしたのは2015年です。最初から法人化しなかったのは「形ばかり」の団体ではなく「活動ありき」でいたかったからです。法人だけ立派に作っても中身が無いのでは意味がない。ですのでまずは法人登記や行政への手続きといった時間を使うのではなく活動ファーストでした。
そして10年も専門的に活動すると当初見えていなかったミッションが見え始めます。私たちは徐々に「最善」を軌道修正する必要がありました。
当初は施設へボランティアと共に訪問し、付き添いや学習支援などをしておりましたが深く知るにつれ、子どもにとって必要なのは「時々のスペシャル」ではなく【日々の安定した日常・生活】だと確信した時から、より広域的な活動に切り替えました。
暴力的な環境から保護されてくる子ども達は、自らも暴力的であったり自暴自棄であったりします。でも、里親家庭で「自分だけをしっかり見てくれる大人」の存在に出会い心身共に安定してくると、勉強や様々な事に興味を持つようになります。社会に出ていった後も、実家のように帰ってくる場所があり悩みも相談できる。些細な事では躓かなくても生きていけるようになる。その後の人生においても永続的に影響があります。
『里親制度は次の世代の虐待防止になる』のです。だから、里親が必要なのです。
里親推進にあたりまず一番の課題は「里親家庭の不足」ですがこれと同時進行で「里親への支援」が必要です。里親になる人が4組増えても1組辞めてしまうような状況だからです。
しかし私たちが目指しているのは「里親がたくさんいるから虐待を受けた子どもが増えても大丈夫ですよ」という社会ではなく、『そもそも里親が必要とされない社会』を目指しています。
皆様が協会に託してくれるお気持ちに最善の活動でお返ししていこうと、皆様からのご支援は全て「子どもの最善」と思う事に使います。
どうか一緒に子ども達の人生を取り戻すチャンスを作ってください。
自らが里親にならなくても寄付里親として子どもの未来を 支えることが出来ます。自分だけが幸せな世界、 自分の子どもだけが幸せな社会はありません。
皆が繋がっているからです。
あなたの思いを私たちに託してください。
私たちは私たちの団体も必要とされない社会を目指し、 1年でも早く解散できるように、一意専心、 全力で頑張って参ります。
全ては未来のために。
暴力や貧困ではなく愛のバトンを次世代に。